四国視察の旅 パート2
2009年10月18日
四国2日目の朝が来ました。
今日は、いよいよ栗の加工工場の視察です。
朝、まずお邪魔したのは、農産物選別所

まずは、ここに近隣から集まってきた栗が集められます。

大きさなどはバラバラのものは選別する機械に入れられます。



まずは、コンベアーにて2階にある選別機にかけられます。
自動的に5段階に大きさが振り分けられます。

そんな工程を通ったくりがいよいよ加工所に入り栗のペーストに姿を変えていきます。
では、工場内の工程を順番に追っていきましょう。

まずは栗を蒸していきます。
高圧のスチームで蒸し上げます。

洗浄。
蒸しあがった栗を水をかけて回りに付着しているごみやひげなどを取り除きます。

カット
切り込みの入った溝にある円柱状が横になったものに栗が収まりそれを高速回転しているカッターが切っていく機械です。
ここでムッシュが思ったのは、当然こういった農産物の加工品は、流通に乗らないような屑物が使用されると思ったのですが、ここでカットされている栗の大きさはどう見ても2Lほどの大きさがあるんです。
そこで、聞いて見ることに。
そうすると、ここ城川ではそんな小さな栗はほとんど無くこのくらいのサイズが平均的だからこれを使用しているそうです。それと歩留まりがいいと言う事みたいです。
でも、こんな大きな栗が無造作にバッタバッタ切られる光景を見るとみんな思うんではないかな?

選別1
ここではカットされた栗を中身が見えるほうにひっくり返し、中身の状態を確認し黒いものは選別する工程です。
このベルトコンベアーの早さも決まりがあるそうです。



つぶし
これはカットされた栗を機械の上から入れて下にある蜂の巣状に穴の空いたローラーの間に栗を通し身が穴から中に入り皮はそのまま下に落ちるといった構造の機械です。
写真で解るでしょうか?

選別2
皮だけになったものがしたから出てコンベアーで外のゴミ箱に行く間に最終選別が入ります。
押しつぶしても取りきれなかった身の部分を見つけスプーンで取り除いていきます。

選別3
身の部分が粒状の状態でコンベアーに流れてきたものをさらにチェックし黒っぽい身の部分や皮の欠片などを取り除きます。

メッシュ
選別が終わった身の部分を今度は2mmのメッシュで漉します。

ミキシング
漉して細かくなった栗とグラニュ糖を混ぜ合わせます。
砂糖は溶けていない状態。食べると砂糖のジャリジャリが感じられる。

袋詰め
バリア対応の袋に詰めていきます。
ここは機械ではなく人の手で。これが一番いいそうです。

パッキング
真空包装機にて封をしていきます。その後形を整えます。

殺菌
85度30分の殺菌をします。

冷却・冷凍
殺菌が終わったものを冷水にいれあら熱を取り除きその後、急速冷凍庫にて冷凍
これでようやく和栗のぺーストが出来上がりました。
これだけの工程と設備、人が関わって出来る栗のペーストが安いわけは、ありません。
だからモンブランは高いのです。と胸をはっていえるのではないでしょうか?(笑)
それでは次に甘露煮の工場を案内していただきました。


城川の甘露煮は、すべて手作業。
ここにいるおばちゃんが手で皮をむき鍋で炊いていく感じです。
でもだから美味しそう。
これで、一通り城川の工場見学を終え、次なる向ったのは、松山市にある「中温」というパッカーです。
ここは、中国で取れた栗を中国で途中段階まで甘露煮にして最終段階を国内でする工程をされている会社です。
ここも作業工程を案内していただいたのでその様子をご覧ください。



まず、中国からきた缶を空け中身を選別します。
缶に計りながら入れる。
シロップをいれ蓋をして再度ボイル殺菌
と言う工程をしている会社でした。
この会社の社長さんからいい商品の案内があったのですが、これはちょっと書くわけにはいきません。
そのうちにナチュールの店頭に並ぶ日が来るでしょう。
これでこの日の工場見学は、終わり明日の訪問先がある徳島に移動し長い2日目が終わりました。
あと一日だよ。
パート3に続く